HappyHourチャレンジレポート
Vol.1 みんなおいでよ 空想カーニバル展
2015-09-08 by Yellow Hamster
01 前準備編
HappyHour(ハッピーアワー)とは?
私達は、東京のデザイン事務所 株式会社イデアルデザインの女子デザイナーの有志によるグループです。
活動コンセプトは、仕事以外のデザインをしたらどんなものができる?大学などでデザインの勉強をしてきたけど、仕事以外に新しい発想を得る機会はつくれないか?と日夜考え、それぞれのデザインの多面性を生かしグループ活動を行っています。
今回の展示コンセプトは、「アイデアを直接見てもらおう!」
いつもの手作り社食を食べながら話していたとある日、「モノづくりをするには、やはり購入者がリアルタイムで何に注目しているかが重要ね」とMさん。
確かに、急にモノを作っても、ターゲティングがあやふやのままだと危険かも…!?と頭を悩ませた結果、「それならアイデアをユーザーに直接見てもらってフィードバックを得よう!」というコンセプトに行き着きました。
こうしてHappyHour初の活動が行われていきます。
「空想カーニバル」のネーミングはコミュニケーションデザインを通じて決定
ちょっと面白おかしい展示名。実は、この名前、社内メンバーで“1分間ブレインストーミング”という手法を用いて決めました。1つ1つの案をもっとよりよくするといったものです。
メンバー同士で磨けばしずるのある候補がポンポンと出てくるところがクリエイティブならではの瞬間です。
初期アイデア数は実に204案!
展示されたパネルは全62種類。しかし、活動スタートの時に出したアイデア案は実に204案!
社内の投票を経て、厳選された作品たちは来場者のリアクションも良く、とても好評でした。
パネル内の表現方法は、あくまでもアイデアなので、完全なCGやデジタル加工をせず、手書きの趣を感じるテイストで統一しています。
展示に仕掛けた「リアルいいね!」
アイデアを展示するにも、見るだけではただの絵画と変わりません。そこで、システムの技術もかじっているメンバーの1人が提案したものは、来場者とコミュニケーションがとれる「リアルいいね!」です。
写真にも写っている、パネル下の黄色やピンクのボタンを押すと、にぎやかな音と共に投票ができるシステムです。外国人観光客の方や子どもたちがこぞって押していく姿や、お買い物帰りの奥さま方が直感で「いいわね~!」とおしゃべりをしながら押していくところを見て、メンバー一同笑みが絶えませんでした。
この「リアルいいね!」、もっとすごいところはWEBサイトと連動して投票結果が分かるところにあります。
次回、展示の結果発表につづく