TAC ~tokyo art cruise
デザインフェスタギャラリー
2015-05-08 by Horizon Blue Owl
原宿にある全てのアーティストのためのギャラリー
国籍・年齢を問わず誰でも出展が出来るギャラリー
DESIGN FESTA GALLERY
いろんな人が出展している。
アートは、アーティストだけのものではなくて、すべての人間の心の活動そのものだ。
ひとつひとつの作品は、特別だけど 創作自体は、決して特別なことではないと思うんだなぁ。平和な創作活動をみるのは楽しいものだ。
そんな空間を提供しているのが、このギャラリー ぶらぶら数時間は、この中で遊べる。
制作した人がそばにいることも多いので、作品を深く感じることができる点も良いところだ。
お話していると作品には制作者の遺伝子が流れてるなぁとつくづく感じる。心の鏡なんですね。
出品作品の中に、海のベースの絵だけ描いてあとは、閲覧する人にちぎり絵で
生物などいろいろ描いてもらうという作品があった。
人とボーダレスに関わるマインドが感じられるアーティストだった。
参加メンバーでおしゃべりしながら、
その内真剣になって、沈黙しちぎり絵を楽しんだ。
なかなかまとまりがある仕上がりだったのでパチリ(左上)
余談だが、私の油絵を描く友人は、動物をモチーフにとても彩り豊かな絵を描く。
前向きで努力家。おしゃれさんで、周囲を幸せで楽しい雰囲気に自然にできる人。
そんな印象が、そのまま作品に出ている。
(ちなみにこのページの中にその絵はないです。念の為 ^o^ )
作品をみること・触れることで、アーティストが発する何かを感じることができるんだろうな~
集団心理で意見が違うことが、何か言いにくいってあると思うけど、
違って当然だし、大事にしてることは人それぞれ、大事なのは「尊重」すること
人はそれぞれ時を刻んでいるのだから、いろんな意見があっていいし、それでいい。
大学の時、高校で習ったことがある色彩理論とほぼ同じ内容の授業でつまらないかもと教官にぼやいた私。
教官は、
「2回目は、以前とちがう感じ方ができるかもしれない。
つまらない状況というのは、人間の心理状態が作りだすものだ。」
サラリとアドバイス。
このアドバイスは、私を否定することなく、状況の受け止め方を提案してくれたのだが、
今でも「ナイス!」と思って覚えている。この教官は、常に「生徒を尊重する先生」だった。
時間の経過の中で、人の営みというものは、点からはじまり、線になり面になっていく。
そして、回帰することで立体になり厚みを増す。
アートは百花繚乱いろいろあっていい!