Flash シェイプヒント
2015-04-22 by Orange Lion
変形の始点と終点を導く目印
みなさんはFlashでシェイプトゥイーンを使ったことはありますか?
YESと応えた方の中には
「変形はしているけれど、変形中の形が見るに耐えない悲惨な状況に…」
なんてことを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
大体原因は前回のドーナツとコーヒーカップの考え方に反している場合が多いです。
が、変形の前後の頂点数が合っていても形状破綻が起きることもしばしば…
そんなときに使うのが、ズバリ「シェイプヒント」。
シェイプヒントとは動きの基点や目印となるポイントに上手く設置することで、
破綻のないスムーズなトゥイーンを実現してくれるのです!
設置のショートカットは Ctrl+Shift+H(デフォルトの場合)。
a b c…と小文字のアルファベットで識別されていて、26個まで指定ができます。
また、設置の際は反時計回りに若いアルファベットを並べましょう。
使い方ですが、シェイプトゥイーンを作成した後、どの頂点が開始と終了で
対応しているのかに着目し、追加する場所を決めます。
このとき、動く部分だけでなく、トゥイーンの前後で動かない部分にも追加しましょう。
というのも、動かしたくない部分が動いてしまう場合が結構あるのです。
また、破綻が著しいところだけではなく、全体に設定する計画をしておくと安全です。
場所を決めたら反時計回りに設置するルールを守って、まずは変形開始時のフレームで
ぽちぽちとヒントをシェイプにつけます。ヒントは頂点や辺に吸着してくれます。
変形後のフレームに移動し、変形後の対応箇所へとヒントたちを移動させます。
あとはプレビューして、もし上手くいかなかったらヒントを移動したり増やしたりすれば
最終的に綺麗なシェイプトゥイーンが完成するはずです!
Flashを使う機会は少なくなりつつありますが、シェイプトゥイーンを使う場合は是非お試しあれ!