カンプ
2015-02-13 by Beige Shiba Inu
デザインのほぼ完成形。
「カンプ」とは「comprehensive layout」の略。
「comprehensive」とは「包括的な、網羅的な」という意味なので
つまり「すべての要素が入ったレイアウト」とでも訳せるでしょうか。
ラフを経て、ほぼデザインの完成形に近い段階をいいます。
特にWebデザインの場合、HTML+CSSでのコーディング作業は
カンプにのっとってデザインを再現していくので
その点を意識して作成していく必要があります。
ちなみに、プロダクトデザインの現場では
実物とほぼ同様に作られた模型のことを「モックアップ」と呼びますが
Webデザインにおいても、コーディングまでを行って
実際に動作するテストサイトのことをそのようにいいます。
逆に言うと、カンプはデザインを提示する画像でしかないので
Webサイトのインタラクションなどを伝えるのには適していません。
つまり、ものによってはカンプを経ずに
ラフデザインからいきなりモックアップを作成する方が
効率がよい場合もあるということです。
とはいえ、現状多くのWebサイトがビジュアル中心の作りではあるので
まだまだカンプを作り込んでゆく方法が活躍しています。
さて、左の画像は弊社制作LINEスタンプの
デザインカンプです。
スペイン語の挨拶が覚えられる!? 作りになっています。
スタンプは現在審査中です!