お問合

ビジュアルウェイト

2014-12-24 by Beige Shiba Inu

色・大きさによって変化する、ビジュアルの「重さ」のイメージ。

実際に手に持ったわけでも重さを量ったわけでもないのに
人間は見ただけで「あれは重そう/軽そう」と判断することができます。
これってよく考えるととても不思議なことですね。

その判断の材料として挙げられるのは、まず「大きさ」。
大きければ大きいものほど、重いものであるという印象をあたえます。
つまり、ビジュアルのなかで重さを出したいものがあるのなら、それを他のものより大きくすればいい。

ですが、そこに「色」の要素が関係してくると、また違ったお話になります。
明度の高い=明るい色ほど軽く、明度の低い=暗い色ほど重く感じられます。

ただ、これはどんなときにも必ず「明度・高<明度・低」となるわけではなく、
要は「背景とのコントラストが最も強烈な色」が一番重く見えるのです。

たとえば色相の中だと赤は重い色ですが、
背景が白の場合、同じ大きさの黒と赤はほぼ同程度重く見えます。

黒いフチをつけたりすると、同じ色でもより重く見えたり、
黒いもののそばにあるものは、引きずられてより重く感じられたりします。

こういった「色」と「重さ」の関係は日常生活のさまざまな場で利用されています。

たとえば金庫は、黒などの暗い色にすることで実際より重く感じさせ、
手軽には持っていけないような印象付けを行ったり。
逆に引越し業者などは、運びやすく感じさせるために段ボールを白くしているとか。面白いですね。