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制作ポイントと改良点

リニューアル前、医療求人サイトを自社運営されて数年経過されていました。運営は、社内で順調に行っておられ、以前の依頼先と連絡が取りづらくなり問題点が発生してもなかなか対応をスムーズにしてもらえない状況が増え苦慮されておられました。何か問題がある度に、サイトの機能改善ではなく、現場が手作業や直接対応をフォローをする状態でした。
営業及び全体管理をされているご担当者さまは、求人サイトを調査・分析し、よりよい情報提供ができないかとアイデアを温めておられつつ、大変悩んだ状態でのご相談でした。
求人特集はもちろんのこと地域・職種・施設形態診療科目・フリーワードなど条件が多種・多様な医療従事者の方が、検索しやすいように改良を希望されておりました。

スマホ画面

レスポンシブ化

リニューアル前は、PCのみで忙しい医療従事者がスマホで利用することが難しい状態だったため、操作性がしやすい大きさでレスポンシブ対応を行いました。

管理画面一部※ぼかしを入れております

再教育負担を最低限にする配慮

リニューアル前の開発状態をチェックすると、ワードプレスのポストメタ的なデータ構成で、詳細な検索開発・拡張がしにくい状態で、簡単に検索項目を増やすことが難しい理由がわかりました。
改善のため、入力項目を細分化する必要がありました。ただし、求人情報は、日々更新され現場に一度覚えてもらった入力方法を１から変えてしまうことは、関東・関西にネットワークを持つ同社にとって再教育負荷（コスト）の発生、運用への影響が懸念されました。したがって、完全に管理画面を作り変えるのではなく、新規で作成しなおすのですが、元の画面に似た形式ででのご提案をし、現場運営に支障が出ないよう配慮致しました。

ポストメタデータ構造の違い

検索の障壁を取り除く

リニューアル前は、SEO対策になると考えサブドメインで関西・関東のサイトを作成しておられました。つまりワードプレス管理画面も２つ存在しました。
しかし、そのことにより横断検索ができなくなっていました。
サイト利用者の立場にたって考えると、関西の人が、関東を探したいとき同社のサイトの関東版へ移動する面倒が生じています。
最初は、無理やり２つのサイトを横断検索の開発もしようかと案としては考えましたが、一つのドメインにたくさんページがあるほうが、コンテンツSEOにもつながりますし、サブドメインですと個々の検索評価になってしまうため倍の評価を稼がなければいけません。
そのため第２フェーズで関東と関西の数百以上のデータ統合（名寄せ処理などもして）を行いました。この際も、管理画面では、関東関西を選ぶ項目が増え、現場運営し支障ができないよう配慮しました。

非公開求人や他の求人サイトと差別化を図る工夫

多くの求人サイトで様々な情報を掲出していますが、入所者や退職者の声をモザイク表示することで利用者に有益な情報を提供できるサイトとして印象付け差別化の１端としています。

DATA SHEET

ページ数	22P
WEB制作期間	6週間
デザイン	すべてオリジナルデザイン
運営管理	リリース後は、CMSで自社管理
制作料金	スタンダードクラス

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